オーストラリア連邦政府は、2021年12月1日から日本からの渡航する日本国籍者を対象に隔離なしでの受入れを再開する方針を発表した。今回の発表は、オーストラリア政府による段階的な国境再開によるもの。11月21日には、シンガポールからの隔離なしでの渡航者を受け入れている。
日本からの隔離なしでの入国の条件は、オーストラリア保健省薬品・医療品行政が承認した新型コロナウイルスワクチンの完全な接種とPCR検査による陰性証明。入国はニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、オーストラリア首都特別地域からの必要があり、他州への移動では最新の移動規制に従う必要がある。
これを受けて、オーストラリア政府観光局のフィリパハリソン総局長は、「オーストラリアの観光産業にとって、最も重要な市場のひとつである日本からの訪問者数を回復させるための重要なステップであり、大変喜ばしく思います。」とコメントを発表。今後の日本人旅行者の再訪のために新たなキャンペーンを計画している。