JAL、中国テンセント社と提携で訪日中国人向けサービス強化へ、WeChatミニプログラムで航空券を直接販売

JALは、中国のテクノロジー大手Tencentのクラウド事業部門テンセントクラウドと、アフターコロナでのインバウンド需要の回復を見据えた業務提携を締結した。今回の業務提携を通じて、 JALはSNSプラットフォーム「微信(WeChat)」のミニプログラム上で、直接航空券の販売・予約、決済、フライト情報検索などの機能を提供する。

また、JALは、 近い将来の回復が見込まれる訪日中国人向け観光事業を強化するため、テンセントクラウドが提供する「スマート交通ソリューション(We Transport)」の採用も決めた。

テンセントクラウドのスマート交通ソリューションは、構築、管理、運用、サービスという4つの分野で、「人を中心とした」未来の交通システムを構築することを目指しているところ。旅行者にはスマート旅行サービス、交通機関や政府・企業にはより効率的なオペレーションサービスを提供している。

今後、ソーシャル広告やWeChat公式アカウントなどテンセントクラウドのスマート交通ソリューションを活用することで、効果的なプロモーション活動を展開し、中国観光市場でのJALのプレゼンスをさらに高めていく。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…