キャセイパシフィック航空は、需要回復を見据えて、渡航過程におけるカスタマーエクスペリエンスを向上させる各種デジタルサービスの提供を開始した。
予約プラットフォームでは、最新の運航状況、各国の入国制限情報などのほか必要な渡航情報を網羅。追加の変更手数料なしでチケットへの変更を無制限に行えるようにした。
24時間365日対応のカスタマーサポートも導入。公式ウェブサイト上ではライブチャット、LINEでは専任のエージェントが日本語で対応し、運航状況や座席のアップグレード、手荷物許容量の追加、アジア・マイルの交換などの情報を提供する。フライトに変更が発生した場合には、バーチャルアシスタント「Vera」を使用することで、わずか数回のタップ操作で、新たなフライトに変更することも可能。
また、ビジネスクラスおよびファーストクラス向けには、搭乗前に機内食メニュー指定できる「機内食の選択」サービスを設けた。
さらに、「Fly Ready」サービスでは、 空港に到着する前に、新型コロナウィルスの検査結果やその他の健康に関する必要書類をアップロードすることもできるようにした。
このほか、現在A350とA321neoに搭載されている機内インターネット接続 サービスもA330とボーイング777にも順次導入していく予定。