タイ、隔離なし入国措置を一時停止、オミクロン株の拡大を警戒、プーケットは除外

タイ政府は、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大していることから、ワクチン接種者に対し入国後の隔離を免除するプログラム(TEST & GOおよびSandbox)を2021年12月22日から一時停止した。これにより、タイに入国する旅行者は今後、少なくとも7日の隔離措置が課せられることになる。

タイ政府は、この措置を一時的なものとしてるが、解除時期については明示していない。

すでに入国に必要な「タイランド・パス」のQRコードを取得している旅行者については、現制度の条件のもとでの入国を認めるが、タイ政府は新たな接触追跡措置を導入するとともに、入国後2回のPCR検査を義務付ける。

今回の決定では、ワクチン接種者が隔離なしでプーケットに滞在できる「プーケット・サンドボック」の利用者は除外されるが、タイ政府は今後については定期的に状況を見ていくとしている。

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