オークラ ホテルズ&リゾーツは2022年1月20日、「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」を開業した。スイートルーム8室を含む60室のホテルで、「ホテルオークラ」として手がける初の小規模高級ホテル。地上4階建てで、フランス料理のレストラン、フィットネスを備える。「ホテルオークラ」ブランドの新ホテルの開業は、日本国内で約20年ぶりとなる。
客室は東山に佇む山荘をテーマとし、北側に位置する客室からは隣接する「真宗大谷派岡崎別院」の庭園や自然の景色を楽しめる。また、西陣織「細尾」が手がけた“光と揺らぎをまとった湖面”を織物で表現した作品(2部屋)や、書家の川尾朋子氏が空中での筆の動きに着目した作品「呼応」の連作(6部屋)を堪能できる全室バルコニー付きのスイートルームを用意する。館内のインテリアは、京都の伝統工芸を担う後継者6人によるプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」をはじめ、京都を拠点に活動する芸術家を中心としたアート作品を設えた。
館内のフレンチレストラン「ヌーヴェル・エポック」は、イノベーティブ・ガストロノミーがテーマ。オークラフレンチに京都の四季や食文化を融合さえたフランス料理を提供する。