観光庁は、旅行・観光消費動向調査について2021年の年間値(速報)を発表した。
それによると、日本人国内旅行消費額は前年比8.5%減の9兆1215億円(2019年比58.4%減)。内訳は宿泊消費額が同11%減の6兆9148億円(同59.7%減)、日帰り旅行消費額が同0.2%増の2兆2067億円(同53.8%減)となった。
日本人国内延べ旅行者数は、前年比9.0%減の2億6711万人(2019年比54.5%減)。内訳は、宿泊旅行が同12%減1億4148万人(同54.6%減)、日帰り旅行が同5.3%減の1億2564万人(同54.4%減)。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、同0.5%増の3万4148円(同8.6%減)。宿泊旅行が同1.1%増の4万8876円(同11.2%減)、日帰り旅行が同5.9%増の1万7564円(同1.3%増)。
2021年10月-12月期を見ると、日本人国内旅行消費額は前年同期比20.2%増の3兆3288億円(2019年同期比33.9%減)。内訳は宿泊消費額が同15.8%増の2兆5899億円(同33.9%減)、日帰り旅行消費額が同38.6%増の7388億円(同33.5%減)。延べ旅行者数は、同14.1%増の8859万人(同33.3%減)だった。