フィリピンのベルナデット・ロムロ・プヤット観光大臣が来日し、日本の政府関係者や旅行・観光業界関係者と面会し、フィリピンの外国人旅行者の受け入れ態勢などについて理解を求めた。
フイリピンでは2022年2月10日からワクチン接種済みの外国人渡航者の隔離なしでの受け入れを再開している。大臣によると、受け入れ再開から3月10日までの間にフィリピンを訪れた日本人渡航者数は約1600人。2019年の約68万人には、まだ遠いものの「ポジティブなスタート」と評価した。そして、「日本市場は重要な市場」として、今後、日本がレジャーでの観光再開をしていくことに期待を示した。
また、プヤット観光大臣は、4月20日~22日にマニラで開催される第21回世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)グローバルサミットについて、「観光産業の復興を支援し、より安全で持続可能なビジネスモデルを目指すための方策などについて議論される。海外との往来の本格的再開に向けて、私たちが行ってきた準備を披露する重要な機会となる」と期待を寄せた。