ANAグループで、バーチャル旅行プラットフォームの開発運営を担うANA NEO社は、総額45億円の資金調達を実施したと発表した。全国の金融機関と事業法人による第三者割当増資、メザニン出資、シンジケートローンを含む融資で実現した。
出資した金融機関は三井住友銀行と琉球銀行、大分銀行、佐賀銀行、京都信用金庫など地方銀行あわせて9社。ANA NEOではメタバース旅行「SKY WHALE(仮)」の提供に向け、事業構築をしているところで、地域創生や地産外商等のSDGsビジョンに加え、ゲーミフィケーションを活用したサービス企画やオープンイノベーション、高度なゲーミングテクノロジーの利活用といった、同社のビジネスモデルが高く評価されたという。
今後もANAグループのネットワーク活用と出資者との地域を発信するコンテンツ開発での協働で、世界に先駆けたメタバース旅行の事業構築を加速するとしている。