KNT-CTホールディングスは、2022年3月期の通期連結業績予想を前回発表から上方修正した。まん延防止等重点措置が全国各地で適用されたため、売上高は前回発表よりも100億円低い1400億円としたものの、営業損失は140億円から110億円、経常損失は115億円から75億円、当期損失は130億円から95億円に、それぞれ改善すると予想した。
同社では、新型コロナウイルスのPCR検査やワクチン接種の受付業務などの取扱い増加により売上総利益率が改善したことに加え、人件費、事務所賃借料をはじめとする販管費全般の削減を徹底したこと、営業外収益で雇用調整助成金等の助成金収入が増加したことが要因と説明している。