JR東日本、定額サービス「JRE パスポート」開始、Suica利用者なら誰でも利用可能に

東日本旅客鉄道（JR東日本）がサブスクリプションサービスを本格展開する。グループ会社のJR東日本クロスステーションが2022年4月1日から、「JRE パスポート」を提供開始。エキナカの各店舗で提示するとさまざまな特典が受けられるサービスで、これまでは定期券利用者限定だったものを、「Suica」利用者全員に対象を拡大。サービスも3業態・6店舗から16業態・100店舗以上に増やす。

これまでの「ベックスコーヒーショップ」、「エキュート品川」、「NewDays（一部店舗）」に加え、「TOKYO豚骨BASE」、「ベーカリープラン」などが加わる。

サブスクリプションの一例は、ベックスコーヒープランが月額3500円（初月1000円引き）で、ベックスコーヒー全店舗で来店ごとにブレンドコーヒーSサイズ1杯（通常250円）を無料で提供。TOKYO豚骨BASEラーメンライフプランは、月額7300円で来店ごとに対象ラーメン1杯（通常730円）を1日1回まで無料提供する。購入は専用サイトでクレジット決済する。

JR東日本クロスステーションは、エキナカを利用の「Suica」を通じて、商品・サービス・情報などをクロスされることで、新たな価値を創出したいとしている。