グーグル検索で見るアメリカ人の旅行トレンド、海外旅行への関心が急回復、「女子旅」「パスポート取得」が300%増

グーグルは、検索結果をもとにアメリカ人の今夏の旅行トレンドを明らかにした。「パスポート取得」に関する検索が2022年1月~4月で前年比300%も増加していることから、海外旅行への関心が高まっているとしている。

グーグル・フライトでの検索では、上位20都市にロンドン(4位)、パリ(7位)、ローマ(11位)、アテネ(17位)、リスボン(19位)が入っており、欧州旅行への関心が高まっていることが分かった。1位はオーランド、2位はカンクン、3位はラスベカスとなり、リゾート地が上位を占めた。このほか、ニューヨーク(5位)、ロサンゼルス(6位)の国内都市に加えて、ホノルル(9位)もトップ10に入った。

また、検索傾向からアウトドアの関心は引き続き高く、イエローストーン国立公園、グレイシャー国立公園、タホ湖、グランドキャニオンなどの検索数が増加。「近くのグランピング」の検索は前年比500%増となった。

旅行同行者については、「女子旅の旅行先」の検索数が前年比300%増、「独身同士の旅行アイデア」の検索数が前年比200%増となり、グループ旅行の傾向が強まっていることも分かった。一方、今年1月~4月の期間の「一人クルーズ」の検索数は前年比600%と急増した。

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