JTB、2022年4月の総取扱額450億円、コロナ前の2019年比では7割減、教育旅行の回復の兆し

JTBが発表した2022年4月の営業概況によると、グループ7社の総取扱額は前年同月比80.9%増、新型コロナウイルス感染症の影響がなかった2019年同月比では68.9%減の449億1500万円だった。感染状況の落ち着きで昨年からは大幅に伸びたが、コロナ前と比較すると7割減の水準にとどまっている。

主軸の国内旅行は前年同月比75.2%増、2019年同月比49.5%減の403億9000万円、海外旅行は2019年同月比で92.3%減の41億6600万円、国際旅行は同96.5%減の3億5900万円だった。

国内旅行取扱額のうち、団体旅行は前年同月比96.7%増、2019年同月比30.8%減。一般団体は2019年比44.9%減と依然厳しいが、教育団体が2019年同月比で0.4%増と回復の兆しが見られる。個人旅行にあたる企画商品は2019年同月比60.6%減。エースJTB・MySTYLEが同56.7%減で、取扱人数は同58.4%減にとどまっている。

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