ブッキング・ホールディングスは2022年第2四半期(4月~6月)の営業実績を発表した。それによると、売上高は前年同期比99%増の43億ドル(約5720億円)となり、前年同期の1億6700万ドル(約222億円)の赤字から8億5700万ドル(約1140億円)の黒字に大幅に転換した。キャンセル数を含めた総予約額は同57%増の345億ドル(約3.9兆円)となり、予約泊数も同56%増でパンデミック後初めて2019年水準を上回った。
第2四半期の非GAAP利益は7億7600万ドル(約1032億円)となり、前年の1億500万ドル(約140億円)の損失から大きく改善した。また、調整後EBITDAも、前年同期の4800万ドル(約6億3800万円)から11億ドル(約1463億円)に増加した。
同社のグレン・フォーゲルCEOは今後について、「今夏は非常に忙しいシーズンとなり、第3四半期も記録的な売上になるだろう」とコメントし、旅行重要の力強い回復に手応えを示した。
※ドル円換算は1ドル133円でトラベルボイス編集部が算出