JR青梅線の無人駅「鳩ノ巣駅」拠点に「モビリティツーリズム」体験ツアー、奥多摩の2次交通としてEVバイクなど貸出しも

地域活性化やビジネス創出を支援する「さとゆめ」とJR東日本の共同出資会社「沿線まるごと社」は、奥多摩エリアでモビリティレンタル事業およびガイドツアーを2022年10月19日～12月11日の期間限定で販売する。

同社では、奥多摩の集落で、環境に優しい電車、EVバイク、電動アシスト自転車で巡る「モビリティツーリズム」を造成し、移動そのものに体験価値を付加。「小さな風景を感じる、モビリティツーリズム」として、「移動」と「地域資源」を一体的に楽しめる新たな移動型体験コンテンツを創出する。

JR青梅線の無人駅「鳩ノ巣駅」の駅舎を改修し、イノベーション拠点として2022年6月1日に開業した「沿線まるごとラボ」が、モビリティレンタル事業およびガイドツアーの出発点となる。

モビリティレンタル事業では、一次交通のJR青梅線にて奥多摩エリアに訪れた顧客に対して、二次交通のサービス展開を見据えて、EVバイクや電動アシスト自転車をレンタルする。

また、ガイドツアーでは、「沿線まるごとラボ」を起点に、EVバイクと電動アシスト自転車を活用して奥多摩の地域資源を巡る体験ツアー催行する。ツアーは、有名ガイドと海沢林道や海沢隧道などをモビリティで散策する「梅沢のせせらぎ林道ツアー」、奥多摩わさびを栽培する兄弟「TOKYO WASABI BROTHERS」が奥多摩の集落「峰谷」にある絶景のわさび田を暗にいする「EVバイクでいく、里山わさびツアー」、「奥多摩むかし道」を奥多摩でサイクリングとトレッキングを掛け合わせた「古のくらしを感じる、 奥多摩むかし道ツアー」の3コース。

体験ツアーの起点となるJR青梅線「鳩の巣駅」(報道資料より)