日本人の宿泊者数、2022年9月はコロナ前の5.4%減まで回復、稼働率でビジネスホテルの苦戦続く ―観光庁(速報)

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2022年9月(第1次速報)の日本人延べ宿泊者数は前年同月比70.5%増、コロナ前の2019年同月比では5.4%減の3832万人泊だった。

外国人は前年同月比179.7%増、2019年同月比では90.1%減の82万人泊。全体で前年同月比71.9%増、2019年同月比19.7%減の3914万人泊となった。

報道資料より2022年9月の客室稼働率は46.9%となり、8月の51.3%を下回った。2019年同月との比較では16.5ポイント減だった。施設タイプ別では、旅館が34.5%、リゾートホテル47.5%、ビジネスホテル56.1%、シティホテル51.8%、簡易宿所22.5%。2019年比では、旅館は4.9ポイント減まで回復、一方、シティホテルは27.5ポイント減、ビジネスホテルは20.2ポイント減と苦戦が続いている。

報道資料より2022年8月の延べ宿泊者数(第2次速報)は前年同月比51.6%増、2019年同月比25.0%減の4745万人泊だった。都道府県別でのトップ3は東京(2019年同月比30.0%減の494万9660人泊)、北海道(同8.0%減の360万2040人泊)、大阪(同39.4%減の276万7310人泊)の順。2019年比で増加した県は、前月は3県あったが、8月はなしとなった。

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