顧客体験(CX)プラットフォーム「talkappi」を提供するアクティバリューズは、宿泊施設が宿泊客に提供するタビナカアプリ「VERY」を開発した。
「talkappi」とは、受付業務から館内の各種案内や予約、質問への問い合わせ対応などのほか、多言語対応、SNSとの連携、周辺の観光・体験情報の案内などの顧客対応を、24時間自動で対応できるプラットフォーム。現在、ホテル・旅館や自治体を中心に、国内450施設超で導入されているという。
今回、開発した「VERY」は、「talkappi」の各種機能を宿泊施設専用のタビナカアプリとして、一括で表示できるようにしたもの。予約機能は館外の観光事業者などに管理画面を提供することで、館内のレストランやスパ、アクティビティなどの予約のみならず、周辺の観光予約も可能になる。アクティバリューズは第2種旅行業登録業者でもあり、OTA形式での送客にも対応。このほか、アンケートやSNS連携にも対応し、マーケティングへの活用ができるという。
現在、「talkappi」はホテル・旅館、自治体を中心に国内450施設超で導入されており、「VERY」も約100施設への導入が決定しているという。今後、半年間で国内500施設、2023年末には1000施設への導入を目指している。