フォーカスライト2022コンテスト、最優秀賞はホテル宿泊者にデジタルで最適な館内滞在を提案するアイデアが受賞

旅行調査の世界大手フォーカスライトは、2022年11月14日から米アリゾナ州フェニックスで「フォーカスライト・カンファレンス2022」を開催し、優秀なスタートアップ企業を表彰する「サミット」と革新的な新事業を競う「ローンチ」の受賞者を発表した。

サミットでは、2023年の注目25社から最終選考に残った10社がピッチを実施。最優秀賞には、ホテルでの宿泊者の行動をデジタルで把握するサービスを立ち上げた「Swayed Intelligence」が受賞した。

同社は、ホテル宿泊者の位置データ、滞在時間、交通パターン、またはその日の天気などから、宿泊者にパーソナライズされた館内のサービスを提案するサービスを提供。また、宿泊者それぞれがホテルでどのような滞在をしたかをプロファイルすることも可能だ。さらに、過去の消費データを取得することで、宿泊者の関心が高いアイテムや体験についてメッセージを通知し、将来の購入につなげアップセルを支援する。

Swayed Intelligenceのピッチこのほか、サミット部門準優勝は、短期賃貸物件起業家向けのソリューションを開発した「nector」。ローンチ部門の最優秀賞は、旅行ガイドのパーソナライズ化や最新化を支援するソリューションを開発した「Tripscout」、準優勝は、旅行関連事業向けにeSIMサービスを提供する「Celitech」が受賞した。

フォーカスライト・リサーチ&イノベーション担当マネージャーのマイク・コレッタ氏は「今年のイノベーターは、業務のデジタル化の加速、短期レンタルの急速な台頭、ソーシャルメディアの関連性の大幅な向上など、今日の旅行環境を改善するソリューションを生み出した」と評価した。

2008年の第1回「トラベル・イノベーション・サミット」以来、これまでに計573人のイノベーターがフォーカスライトのイノベーションサミットに参加。そのうち400人が資金調達に成功し、その合計額は85億ドル(約1.2兆円)を超えるという。また、103社が売却に成功している。

※ドル円換算は1ドル140円でトラベルボイス編集部が算出

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…