カタールW杯のVisa決済、消費支出額が過去2大会を上回る勢い、会場での支出総額で日本は7位に

FIFA公式決済テクノロジーパートナーであるVisa(ビザ)は、カタールで開催されているFIFAワールドカップの開幕から12月2日までのグループステージ期間中の全公式会場におけるVisaカードの利用額データを公表した。それによると、消費支出(金額)はすでに、前回のロシア大会の全期間中の支出総額の89%に達し、2014年のブラジル大会期間中の支出総額と比較すると現時点で192%となっている。また、公式会場内での支払いの88%がタッチ決済となっていることも明らかになった。

会場での消費支出総額の7割が、各国で発行された Visaカードによるもの。トップは米国で18%、以下メキシコが 9%、サウジアラビア王国が8%だった。日本は2.3%で7位。

グループステージ期間中の全試合で、スタジアム内での1回当たりの取引額は平均23ドル(約3150円)。全試合の決済内容の内訳のトップ3は、商品が47%、飲食が36%、FIFAチケット関連が11%。

スタジアム内の決済取引高が最大となったのは11月30日のサウジアラビア対メキシコ戦で総支出額の5.1%。平均取引額が最大となった試合は11月29日の米国対イラン戦で29ドル(約4000円)。なお、日本戦で最も平均決済額が高かったのは、12月1日の日本対スペイン戦で25.8ドル(約3500円)で、 飲食関連の購入で平均合計13.1ドル(約1800円)、商品の購入で平均85.8ドル(約1万1800円)だった。

※ドル円換算は1ドル137円でトラベルボイス編集部が算出

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