ナビタイム、訪日客の動態分析システムを全面刷新、毎月データ更新、周遊ルート分析を追加

ナビタイムジャパンは、訪日外国人動態分析システム「インバウンドプロファイラー」を全面リニューアルした。データ更新を3カ月に1回から毎月更新に変更。分析メニューもバージョンアップし、今後のインバウンド客の回復に合わせ、鮮度の高いデータ分析を提供できるようにした。

「インバウンドプロファイラー」は、訪日外国人向け経路検索・多言語観光案内アプリ「Japan Travel by NAVITIME」から利用者の同意を得て取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートをもとに、訪日外国人旅行客が集まっている場所や時間帯、季節別の傾向などを簡単に比較、分析できるよう可視化したウェブ分析システム。

更新頻度のほか、分析メニューについても、日本国内での周遊行動がわかる周遊ルート分析メニューを追加。UIも一新し、集計条件の組み合わせによる属性のクロス集計も柔軟にできるようにした。

報道資料より

なお、「インバウンドプロファイラー」の分析で利用しているインバウンドGPSデータの取得状況によると、2022年10月11日の水際対策の大幅な緩和以降、日本国内で取得できているGPSデータ量は急増。2022年11月30日時点で、2019年11月1日の約半数までサンプル数が回復しているという。

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