航空機が実際の飛行した路線を機種ごとに特定する新ツール、航空データ分析シリウムが提供開始、衛星ベースの追跡データを利用

航空データ分析のシリウムは、実際に飛行したフライトを機種ごとに特定する航空路線ツール「Airline Routes」を立ち上げた。衛星ベースのフライト追跡データに基づいて航空会社が飛行した路線を導き出し、それを高度なフリート・データと融合。これにより、飛行計画ではなく、実際に航空会社がどの路線でどの機体を飛行させたかを特定し、正確にフライト遂行状況を把握することが可能になる。

Airline Routesは、同社の「アセンド・プロファイルズ(Ascend Profiles)」の一部として提供される。アセンド・プロファイルズは、企業が航空会社やリース会社別に機体情報を迅速に確認することができるビジュアル記述分析ツール。

Airline Routesでは、航空会社がどの路線で供給を拡大あるいは縮小しているかを特定することができる。例えば、インドのIndiGoは今年1月、運航した往復国際路線のうち、デリーのインディラ・ガンディー国際空港とカトマンズのトリブバン国際空港の間では、172便のフライトが追跡され、そのすべてでA320が使用されたことが判明。また、ドバイ/アーメダバード間のフライトが前年比で5倍に増えていることもわかった。

報道資料より

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