テレビ画面でのネット接続率は46%、「YouTube」がBSやCSを上回る、若年層のテレビ離れが顕著に

ADKマーケティング・ソリューションズは、「ADK生活者総合調査2022」から「テレビ画面の使われ方」に関する調査結果を発表した。それによると、テレビ画面におけるYouTube利用がBS・CS・CATV放送の視聴を上回り、地上波テレビ放送をほとんど視聴しない層でも、テレビ画面でのYouTube利用率は30%を超えることが分かった。

テレビのインターネット接続率は全体の約半数に当たる45.5%。テレビ画面上で週1日以上視聴・利用しているサービスについては、「放送のみ」が47.7%、「放送・インターネット配信両方」が40.1%、「インターネット配信のみ」が5.4%、「週1日以上の視聴・利用なし」が6.6%となった。

年代別では、34歳以下の約10%(15~19歳9.5%、20~34歳11.5%)がインターネット配信のみを利用。「週1日以上テレビを利用していない」という人も約10%(15~19歳12.0%、20~34歳10.8%)おり、若年層のテレビ離れがうかがえる結果となった。

テレビ画面で週1回以上利用しているサービスについては、最も利用率が高かったのは地上波テレビ放送(リアルタイム視聴・録画再生)の視聴で87.2%。次いで、YouTubeが34.5%でBS・CS・CATV放送(リアルタイム視聴・録画再生)の33.0%を超え、Amazonプライム・ビデオやTVerがそれに追随する結果となった。

報道資料より1日あたりの視聴時間については、最も多い回答は「2時間~4時間」で24.2%。「1~2時間」の24.1%が続いた。

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