鹿児島初の外資系シティホテル、「シェラトン鹿児島」が開業へ、居酒屋スタイルのレストランなど文化発信の役割も

鹿児島市中心地に所在する複合施設「キラメキテラス」内に2023年5月16日、「シェラトン鹿児島」が開業する。鹿児島初の外資系シティホテルとなる。

客室フロアは6~18階で、スイートを含む全10タイプ228室。半数以上の部屋からは、桜島の景観を望むことができる。このほか、オールデイ・ダイニングをはじめとした各種レストラン、足湯・大浴場、610平米に及ぶ多目的設備、クラブラウンジ、ガーデンチャペル、フィットネスジム、スパを併設し、国内外からの宿泊客を広く受け入れる。

開業の記者会見でオーナーである南国ホテルズ代表取締役社長の伊牟田均氏は、「シェラトンのブランドによって世界にアクセスできる。また、県民の方々にも親しんでもらえるホテルとしたい」と意欲を見せた。伊牟田氏によると、かなり以前から鹿児島市内では外資のシティホテルがあるべきという議論があったのだという。今回のシェラトンブランドでの開業で、世界のの旅行者にリーチが可能となり、鹿児島の観光振興につながることに期待した。

左から:マリオット・インターナショナル 日本・グアム地域ヴァイスプレジデント、カール・ハドソン氏/ 南国ホテルズ、伊牟田 均 社長 /シェラトン鹿児島、戸田 猛樹 総支配人

同ホテル内の客室をはじめとした空間には、屋久島や奄美諸島など自然や文化にまつわる装飾を用意。居酒屋スタイルのレストランを配するなど、鹿児島独自の食文化などの魅力を発信している。

客室イメージ

オールデイ・ダイニング

大浴場

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