日本旅行業協会、台湾観光協会と協力体制へ、商品造成や販売促進で協力、2025年までに交流人口700万人を目標に

日本旅行業協会(JATA)は2023年5月11日、台湾観光協会と訪台日本人観光客の早期回復を目的とした覚書を締結した。

具体的には、パッケージ商品を含む台湾観光商品の企画及び販売促進活動で協力する。また、台湾観光協会は、日本旅行業協会の会員各社の訪台観光商品企画のために、観光コース、新規観光コンテンツなどの素材を提供。JATAは、台湾観光協会と協力して会員各社の訪台商品企画や販売促進活動を奨励する。 

このほか、両者は日本旅行業協会会員対象のセミナーを開催し、訪台視察旅行及び販売促進活動などを共同で推進していく。

日台間の交流人口については、2022年9月に開催された日台観光サミットにおいて、2025年までにコロナ禍以前の延べ700万人を超える目標が掲げられた。JATAは、アウトバウンド促進協議会(JOTC)教育旅行部会や海外旅行推進委員会の訪問団の派遣により現地視察を行うとともに、台湾観光協会との間で送客拡大に向けた具体的な施策について討議を重ねてきた。

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