日本航空(JAL)は、2024年3月から那覇空港国内線A保安検査場に「JAL SMART SECURITY」を導入する。高度な検査が可能なX線CT検査装置を導入することで、パソコンやペットボトルなどの液体物を取り出さずに、より安全、安心な検査を実現する。また、3人同時に検査準備が可能で追い越し可能なレーン(スマートレーン)を設置し、より速やかに検査場を通過できるようにする。羽田空港に続く取り組みとなる。
X線CT検査装置は、手荷物の3次元画像を用いたX線検査をおこなうことで、パソコンや液体物の取り出しを不要にする。スマートレーンは、1レーンにつき3カ所の個別準備台を設置し、準備できた乗客から先に保安検査に進めるようにする。検査通過の手荷物と追加検査が必要な手荷物のレーンを分けることで、検査通過済の手荷物がよりスムースに受け取れるようになる。