アメリカ国立公園局(NPS)は、国立公園を含むNPSが管理を行う施設の2022年の年間訪問者数が前年比5%増の計約3億1200万人に達したことを明らかにした。2020年は、新型コロナの影響で前年比27.6%減となっていたが、その後の2年、昨年の段階でパンデミック前2019年の水準(約3億2750万人)に回復したことになる。
2022年の実績のうち、国立公園の訪問者数は8860万人となり、2019年の9100万人に近づいている。国立公園の訪問者数トップはテネシー州とノースカロライナ州の「グレートスモーキー山脈国立公園」の1290万人で全体の14.6%を占めた。
2位はアリゾナ州の「グランドキャニオン国立公園」で470万人(5.34%)。3位はユタ州の「ザイオン国立公園」で470万人(5.29%)、4位はコロラド州の「ロッキーマウンテン国立公園」で430万人(4.85%)、5位はメイン州の「アーカディア国立公園」で400万人(4.48%)。