大阪府と市、国際会議の誘致強化で助成金、イノベーション創出や競争力強化につながる会議を支援

大阪府と大阪市はこのほど、国際会議を誘致・開催する主催者に対し、経費の一部を助成する「万博を契機としたOSAKA国際助成金」を創設した。2025年大阪・関西万博開催地としてのインパクトを活かし、イノベーション創出や産業競争力の強化につながる国際会議の誘致を強化する。事務局は大阪観光局MICE推進部。

対象は2025 年12月31日までの開催で、助成金予算額は2000万円。会期が2日以上、現地での総参加数が50名以上、日本を含む3居住国・地域以上からの参加があることなどが条件となる。助成対象経費の2分の1に相当する額、参加人数ごとに上限も設ける。

大阪の強みを活かすため、「大阪MICE誘致戦略」に定める重点分野であるライフサイエンス、ものづくり、環境・エネルギー、国際金融都市、スポーツ、食文化・エンターテイメント、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマウィークプロジェクトに設定されている分野、SDGsなどに関する内容の開催を求める。

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