世界クルーズ大手ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社は、このほど、新造船「ユートピア・オブ・ザ・シーズ」の詳細を発表した。現行の世界最大級の大型客船「ワンダー・オブ・ザ・シーズ」を超える規模で、23万6860トン、乗客定員は全室2名利用で5668名、乗員数は2290名を収容可能。初就航は2024年7月を予定している。
船の前方に位置する新たな客室カテゴリー「ソラリウムスイート」では、広めのリビング&ダイニング、バスルームを用意。ボタンひとつで大きな窓を開閉し、パノラマビューを堪能できるのが特徴となる。そのほか、二階建てのスイート客室「ロイヤル・ロフト・スイート」はさらに豪華な造りに進化させた。
また、あらゆる層が楽しめる5つのプールを完備。定番の日本料理レストラン「イズミ」に加え、イタリア料理、ポリネシアやハワイなど南国風のティキバーも展開する。
初就航後は、フロリダ州ポートカナベラル(オーランド)を母港として、週末は3泊、平日は4泊のショートクルーズを運行。全航路で同社が有するバハマのプライベートアイランド「パーフェクトデイ アット ココケイ」に寄港する。