ぴあ、インバウンドに日本でのサッカー観戦ツアーを販売、サガン鳥栖の公式戦を核に、観光庁「観光再始動事業」に採択

ぴあは、訪日外国人観光客を対象に、佐賀県鳥栖市をホームタウンとするサッカークラブチーム「サガン鳥栖」の公式戦観戦を核とする観光商品を販売する。

販売するのは、（1）公式戦観戦チケット付きの佐賀県周遊ツアー、（2）専用ラウンジや特別席・イベントなどのプレミアムな観戦体験が楽しめるホスピタリティプログラム、（3）佐賀県特産の土産付き観戦チケットの3商品。2023年8月26日～12月3日に開催されるサガン鳥栖のホーム戦を対象とする。

販売にあたっては、ぴあが提供する観戦旅行の情報アプリ「ユニタビ」も活用する。同アプリで試合前後の移動や周辺観光に関する情報を提供するほか、9月中旬から10月にかけて、鳥栖市を中心にチェックインラリーも開催する。

この企画は、観光庁が訪日旅行の本格的な回復促進を目的に、特別な体験コンテンツやイベントの創出等を支援する「観光再始動事業」に採択された。ぴあでは、インバウンド需要の回復の勢いを、国内のライブ・エンタテインメントへの集客や地域経済の活性化に活かしたい考え。本事業では佐賀県鳥栖市やサガン鳥栖と連携し、「アジア圏のインバウンド需要を本格回復するスポーツツーリズム促進観光振興モデル」の実現を図っていくとしている。