宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ)社は、OpenAI社のチャットGPTとの連携で、同社の多言語AIチャットボットサービス「tripla Bot」の能力を向上させた。これにより、過去の会話を認識した上で必要な情報のみをチャットボット上で提供できるようになる。
現在、「tripla Bot」は宿泊施設を中心に1216施設(2023年4月末時点)で利用されている。チャットGPTのアカウント所有者は、API Keyを「tripla Bot」の管理画面に設定するとことで連携が完了。triplaへの追加料金はかからない。
今後は、同社の予約システム「triplaBook」やマーケティングツール「tripla Connect」にも生成AI技術を拡張し、予約プランの自動生成、メールプロモーションの自動化、顧客分析の高度化などを進めていく。