長野県東御市に2023年8月24日、明治初期に建てられた古民家をリノベーションした一棟貸し宿「上州屋」が開業した。敷地内にはサウナ、図書館を併設。宿泊は最大8名、時間利用は最大6名までの利用が可能で、家族や友人同士、企業研修など幅広い層の利用を見込む。
同エリアは旧北国街道海野宿で、蚕糸と関わりがある歴史情緒あふれる街。「上州屋」は土間、キッチン、サウナ、ベッドスペースがあるOMOYA、土蔵を修繕した図書館、養蚕と蚕種の製造をしていた建物をリニューアルした寝室などで構成する。サウナにはセルフロウリュ、信楽焼の水風呂、ウッドデッキ、ケータリングやデリなどが利用できるキッチンには東御市産のワインをそろえたワインセラーを備えるなど、さまざまな仕掛けを用意する。企業向けのアクティビティ、ミーティング用の設備なども相談に応じて提案する。
料金は2名1泊平日で6万6000円から、時間利用は日・月曜限定で3時間1万7600円から。