外務省、イスラエルへの渡航で危険情報引き上げ、ガザ地区は退避勧告に

外務省は2023年10月10日、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘をめぐり、イスラエルへの渡航に関する危険情報を引き上げた。ガザ地区および同地区との境界線周辺については、最大のレベル4「退避してください。渡航は止めてください」の退避勧告に引き上げ。レバノンとの国境地帯はレベル3「渡航は止めてください」(渡航中止勧告)、ヨルダン川西岸地区はレベル2「不要不急の渡航は止めてください」を継続。これら以外の地域についても、レベル2「不要不急の渡航は止めてください」に引き上げた。

外務省は危険情報のポイントについて、「ガザ地区からイスラエル領内に多数のロケット弾が発射され、ガザ地区に対するイスラエル軍の大規模な攻撃が継続しているため、また、ガザ地区周辺の多くの地域では、ガザ地区武装勢力戦闘員が侵入し、イスラエル側治安組織との間で交戦がなされたため、ガザ地区及び同地区との境界周辺について、退避勧告に引き上げる。また、テルアビブ、エルサレム等の地域においてもロケット弾が飛来し、航空便の運航を含めて事態が非常に流動的であることから、レベル1発出地域について、レベル2に引き上げる」などと説明している。

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