商社も観光分野で取り組み、丸紅が日本旅館協会と連携、「現地決済型ふるさと納税」の共同推進で

丸紅と日本旅館協会は、現地決済型ふるさと納税「ふるさtoらべる」の拡大、観光領域における新たな取り組みの共同推進について、連携協定を締結した。

「ふるさtoらべる」は丸紅が運営する、旅館やゴルフ場などの観光施設で現地決済する旅行者に向け、ふるさと納税制度を活用するポータルサイト。丸紅と日本旅館協会は「現状、ふるさと納税は地域の特産品がある自治体に集中しているが、観光資源を有する自治体にも活用先を広げたい」などと意気込んでいる。

丸紅は2020年度に国内市場への取り組み強化を目的に「国内統括」を設置。日本旅館協会との連携を通じ、国内観光業界の活性化を目指す。

「ふるさtoらべる」 は2023年10月時点で、北海道阿寒湖温泉(釧路市)、登別温泉(登別市)、洞爺湖(壮瞥町)、大沼公園(七飯町)、神奈川県箱根温泉(箱根町)、石川県辰口温泉(能美市)、福井県あわら温泉(あわら市)、大阪府伏見温泉/ゴルフ場(池田市)、広島県宮島・宮浜温泉(廿日市市)、愛媛県道後温泉(松山市)、大分県由布院温泉/ゴルフ場(由布市)で展開している。

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