日本政府観光局(JNTO)によると、2023年9月の日本人出国者数(推計値)は100万4700人で、2カ月連続で100万人を上回った。2019年同月比では42.6%減(2019年9月の実数は175万1477人)で、コロナ前4割減での推移が続いている。
航空データOAG社よると、2023年9月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数では2019年比23.3%減の1万6392便(4989便減)、座席数では22.0%減の385万7988席(108万8848便減)。少しずつの回復が続いている。
空港別でみると、羽田空港は便数(17.0%増の4096便)、座席数(10.3%増の99万8413席)に次いで、福岡空港も便数(0.6%増の1591便)、座席数(3.0%増の33万1379席)ともに、2019年を上回った。一方で、その他の主要空港は回復傾向にあるものの、依然として2019年比で約3割~6割の推移となっている。
日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。