鳥取県智頭町で「秋の智頭めぐりデジタルスタンプラリー」が2023年11月30日まで開催されている。同町のコミュニティ通貨「まちのコイン」の導入2周年を記念したもの。総面積の90%以上が森に囲まれた山あいの集落の文化や、かつての宿場町の名残が残る智頭のまちをデジタルスタンプラリーでめぐり、自然や歴史に触れる体験を提供する。
スマートフォンの「まちのコイン」アプリ上で、地元の商店街や山村など町内20スポットに設置されているQRコードを読み取ると、スタンプが付与される仕組み。スタンプを集めると「てご」(智頭町の通貨名)がもらえ、智頭の特産品が当たる「てごガチャ」をひくこともできる。人気観光地「石谷家住宅」でのデジタルクイズラリーなど、各地でもそれぞれ趣向を凝らした企画を用意している。