沖縄・石垣島で電子地域通貨を導入、ビーチ清掃や情報発信でコイン獲得、文化の学び体験などに利用可能に

沖縄県・石垣島で2021年8月29日から、電子地域通貨「まちのコイン(まーる)」の導入が始まる。ビーチクリーンなどの活動や島内のショップ情報発信など、地域活性につながる取り組みの参加でコインを獲得できる仕組み。獲得したコインは、島の文化を知る学び体験、賞味期限間近のパン交換といった、島を活性化する体験に使うことができる。

神奈川県鎌倉市のカヤック社が、石垣市に100%子会社のカヤックゼロを設立し、石垣市市街地を中心に事業展開する。「まちのコイン」は、スマートフォンのアプリをダウンロードし、QRコードを介して非接触でコインの利用、獲得可能な電子地域通貨(コミュニティ通貨)。カヤックが開発し、神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」にも採用されている取り組みを活用。石垣島でもフードロスやごみの減量、ビーチクリーンなどへの参加を通じ、地域コミュニティの形成やにぎわい創出を目指す。今後、加盟店を増やしていきたい考えだ。

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