OTAアドベンチャー社、旅工房を子会社化、第三者割当増資の引受で筆頭株主に

OTAアドベンチャー社は、旅工房が実施する第三者割当増資の引受により同社株式を取得することで、旅工房を連結子会社とした。アドベンチャーは、総合旅行予約サイト「skyticket」を運営するOTA。

旅工房は、2023年10月26日に開催した臨時株主総会で、第三者割当の実施に必要な全ての議案が承認可決されたことを受け、10月31日付で割当先からの払込手続き完了した。

アドベンチャーは、異動前には旅工房の議決権4.89%を保有していたが、異動後は53.03%になり、筆頭株主となった。一方、GoToトラベルの不正で社長を辞任した高山泰仁氏の議決権割合は26.52%から13.10%となり、第2位の主要株主となった。

旅工房は、新型コロナウイルスの影響で売上高の大幅な落ち込み、2022年3月期において債務超過となったことから、東京証券取引所による2022年6月30日付で、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となっていた。

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