羽田空港にハワイ特産品の期間限定ショップ、人気レストランシェフの料理レッスンなど、各種イベントを開催

羽田空港でハワイの特産品を販売するポップアップショップ「Aloha Market powered by Mana-Up(アロハマーケット by マナアップ)」を期間限定でオープンした。ハワイを代表する人気商品から日本未上陸の商品までメイドインハワイの加工食品や雑貨を中心に約40ブランドが一堂に集まる。

第1ターミナルでは2023年11月15日から24日まで、第2ターミナルでは11月25日から30日までオープン。11月18日と19日には第1ターミナル6階ギャラクシーホールで無料参加型イベント「ハワイの魅力に触れるスペシャルイベント」も開催され、メイドインハワイのアロハシャツブランドを展開する「シグ・ゼーン」による「真のハワイの魅力を語るトークショー」や、ハワイ島の人気レストラン「Kenichi Pacific(ケンイチ・パシフィック)」のオーナーシェフ、ケンイチ・カナダ氏による「ハワイ料理レッスン」が実施される。

会場には、マウイ島西部の山火事災害の被災地支援および復興支援として募金箱を設置。募金とポップアップショップでの売り上げの一部はハワイコミュニティ財団の「マウイストロング基金」へ寄付される。

州知事も来日、「ハワイの文化を体験してほしい」

このイベントは、日本空港ビルデングとハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)が共催するもの。オープンに合わせて、来日したハワイ州のジョッシュ・グリーン知事は、日本からのマウイ島支援に謝意を表したうえで、「このイベントは、ハワイと日本との関係をさらに強化するもの。日本の旅行者にもっとハワイに来てもらい、ハワイの文化を体験してほしい。それがマウイ島支援にもつながる」と呼びかけた。

また、DBEDTのジェイムス・クナネ・トキオカ局長は「ハワイを代表する商品が集まったこのポップアップショップは、ハワイの中小企業の支援にもつながるもの」と期待を寄せた。

さらに、日本空港ビルデングの鷹城勲会長は、「羽田とダニエル・K・イノウエ空港との関係だけでなく、日本とハワイとの関係を強めていきたい」と話し、日本人旅行者をハワイへ送客する取り組みも進めていく考えを示した。両空港は今年1月、業務協力に関する覚書を締結している。

(中央左から)日本空港ビルデング鷹城会長、ハワイ州グリーン知事、DBEDTトキオカ局長

なお、「アロハマーケット by マナアップ」のオープンを受けて、ハワイ州観光局(HTJ)は、プレゼントキャンペーンを実施している。、X(旧ツイッター)で本⽇投稿したアロハマーケットの投稿をリツイートするだけで参加することが可能。抽選で10人にポップアップストアで販売される商品の詰め合わせギフトを贈呈する。また、キャンペーンに参加してポップアップストアで税別3500円以上を購入した先着100人には、ハワイ州観光局の公式キャラクター「Shaka ちゃん」キーホルダーをプレゼントする。応募期間は2023年11月30日まで。

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