宿泊施設向けAIスピーカー事業などを手がけるTradFit社はこのほど、旅行者が移動先で宿泊施設が決まっていない場合、本人のスマホやタブレットなどから取得した情報に基づき、最適な施設をレコメンドする基本特許技術「移動先宿泊施設レコメンド2」を発表した。音声、AI、IoT技術を活用し、旅行者の体験向上につなげる。
「次の移動先のホテル予約がまだだ。同じような価格と設備のホテルはないか」などと呼びかけると、ホテルをピックアップし、予約まで完了する仕組み。同社は2022年に、客室に備え付けられたAIスピーカーから移動先宿泊施設をレコメンドする「移動先宿泊施設レコメンド」を発表。両者で補完しながら、強固な特許のポートフォリオを構築したいとしている。