観光庁は、2023年10~12月の旅行・観光消費動向調査の速報値を発表した。それによると、日本人の国内旅行消費額は前年同期比12.3%増の5兆6135億円。2019年同期比でも11.5%増となった。内訳は宿泊消費額が同11.7%増の4兆5720億円(2019年同期比16.6%増)、日帰り旅行消費額が同15.1%増の1兆414億円(2019年同期比6.3%減)となった。
日本人国内延べ旅行者数は、前年同期比9.7%増の1億2127万人(2019年同期比8.7%減)。内訳は、宿泊旅行が同4.7%増の6797万人(2019年比1.3%減)、日帰り旅行が同16.8%増の5330万人(2019年比16.7%減)。
一方、日本人の国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、前年同期比2.4%増の4万6289円(2019年同期比22.2%増)。宿泊旅行が同6.7%増の6万7269円(2019年同期比18.2%増)、日帰り旅行が同1.5%減の1万9538円(2019年同期比12.5%増)となった。