タイ政府、首相がさらなる観光促進を表明、ビザ免除措置の拡大、世界的アーティスト招聘、アルコール規制の緩和など視野

タイのセター首相は、世界的アーティストの招聘を含め、さらなる観光促進に注力していく方針を表明した。セター首相は政府のフォーラムで、アメリカのテイラー・スウィフトが2024年3月にシンガポールで行うコンサートですでにチケットが完売していることについて触れ、タイも同様のイベントの誘致を目指すべきだと主張した。

また、セター首相は、ビザ免除措置を拡大すること、コンサートでの飲酒規制の緩和、娯楽施設の営業時間やアルコール提供時間の延長などにも言及した。

2023年へのタイへの外国人旅行者数は約2800万人。パンデミック前は年間約4000万人を迎え入れ、その支出額は1兆9100億バーツ(約7.6兆円)に達していた。2024年は3400万人~3500万人を予想している。

※バーツ円換算は1バーツ4円でトラベルボイスが算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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