国学院大学観光まちづくり学部（石本研究室）が、欧州のルーラル・ツーリズムをテーマに国際観光シンポジウムを開催する。ルーラルツーリズムとは、農村の地域資源を活用して展開される滞在型の観光。シンポジウムでは、EUにおける農村開発と観光振興を「LEADER助成」で展開するギリシャ・エーゲ海島嶼地域の事例報告をもとに考える。
1991年にEU加盟国内でスタートした「LEADER」と呼ばれる資金助成プログラムは、農山漁村地域開発ツールのひとつとして注目されている。シンポジウムでは、南欧ギリシャ・エーゲ海地域の人気の観光地ロードス島とクレタ島でLEADER助成プログラムの実施・管理を担当する官民共同の組織「ドデカネス開発会社」と「イラクリオン開発会社」の各代表者をゲストに迎える。3者による事例のプレゼンテーションとパネルディスカッションを通じて、南エーゲ海島嶼地域の観光開発における各社のポリシー、助成受益事業例を交えて地域助成のあり方を考える。
開催は対面方式のみ。申し込み多数の場合は、先着順となる。プログラム詳細・開催概要は以下のとおり。
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プログラム概要
※使用言語は日本語・ギリシャ語。第１、２部ともにすべて日本語の通訳付き。
第１部
- 基調講演：主催者・石本東生氏（観光まちづくり学部教授）
- 事例紹介プレゼンテーション
- ドデカニス開発会社代表 ジフォス・コンスタンティノス氏
- イラクリオ開発会社代表 マヴロヤニス・ヨルゴス氏
- イラクリオ開発会社副代表 タヴラドラキ・アマリア氏
第２部
- パネルディスカッション、質疑応答（40分）
- モデレーター・中嶋真美氏（玉川大学文学部教授）、1部の登壇者、主催者
開催概要
- テーマ：「EUにおける農村開発とボトムアップによる観光振興を考える」～LEADER助成によるギリシャ・エーゲ海島嶼地域の事例報告から～
- 開催日時：2024年5月24日（金）17:00～19:45（16:30開場）
- 開催場所：国学院大学たまプラーザキャンパス1号館
- 参加費：無料
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- 主催：国学院大学観光まちづくり学部 石本研究室
- 協力：国学院大学研究開発推進機構、国学院大学観光まちづくり学部地域マネジメント研究センター
- 後援：駐日ギリシャ大使館、日本ギリシャ協会
- 協賛：トラベルボイス株式会社
- 問合せ先：国学院大学観光まちづくり学部 石本研究室 t-ishimoto@kokugakuin.ac.jp
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