世界6カ国の旅行トレンド調査、旅行中の「タビナカ予約」は5人に1人、価格志向でも賢く旅行する傾向

デジタル広告支援をグローバルで展開するCriteo(クリテオ)は、インフレ下におけるグローバル旅行トレンドに関する調査レポートを発表した。米国、英国、フランス、ドイツ、韓国、日本の6カ国、計6755人を対象にしたもの。調査結果から、インフレにより旅行の費用が高くなっているなかでも、消費者は予約方法や旅行のタイミングを調整しながら旅を楽しんでいる様子が伺えた。

回答者の4人に1人が、昨年の同時期と比較して、直近の6カ月で旅行に「費やした金額が増えた」と回答した。また、5人に1人が旅にゆとりを持たせるために、旅行中に予約をすると回答。特に米国人でその割合が高い結果となった。

また、回答者の3分の1が安さを求めて旅の日程を変更することを検討。日本の回答者では、52%が価格によって旅の日程を変更する意向があると答えた。

旅行先を決めるポイントとしては、日本および韓国の66%が映える観光スポット(ランドマーク、ギャラリー、ミュージアムなど)と回答。一方、英国、フランス、ドイツでは、約半数(54%)がアウトドアでのアクティビティに関心があると回答した。

旅先決定に影響を受ける要因については、日本および韓国の半数以上(52%)が「友人・家族からのおすすめ」と回答。ついで「テレビ番組・テレビ広告」(47%)となった。また、43%が旅行予約サイト、ブログなどの旅行関連コンテンツを活用していることもわかった。

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