【図解】日本人出国者数、4月は89万人、2019年の半数、伸び率は停滞 -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2024年4月の日本人出国者数(推計値)は、2019年比46.7%減の88万8800人となった(2019年4月の実数は166万6546人)。2024年は1月以降、2019年比の伸び率が回復傾向で推移し、前月は36.8%減まで回復したが、4月は停滞した。2023年比では58.7%増(2023年4月の実数は56万183人)。

航空データOAG社よると、2024年4月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数は2019年比9.8%減の1万9311便(2109便減)、座席数は7.7%減の454万457席(38万521便減)。航空便数・座席数も2019年比で緩やかに回復しつつあったが、3月以降は微減傾向に転じている。

空港別でみると、羽田空港(便数27.7%増の4468便、座席数21.9%増の110万6989席)は便数、座席数とも伸び率が上昇、福岡空港(便数7.5%増の1840便、座席数11.0%増の39万4937席)も座席数をコロナ前の2桁増に伸ばした。成田空港は前月と横ばいだが、関空や中部、新千歳は便数、座席数とも、減少傾向となっている。

日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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