渋谷区、路上飲酒禁止を通年化、駅周辺エリアなど10月から、区議会が改正案可決

渋谷区議会は2024年6月17日、渋谷駅周辺の安全安心対策として、「路上飲酒禁止期間の通年化」条例の改正案を全会一致で可決した。今年10月から施行される予定で、通年にわたり、路上飲酒が18時から翌朝5時まで禁止となる。対象エリアも拡大し、区のパトロール員も増員する。ただし、これまでと同様に罰則規定はない。

渋谷区では近年、ハロウィーンや年末カウントダウン時期に路上飲酒による迷惑行為が相次いでいたことから、2019年に特定時期の夜間の路上や公園での飲酒を禁止する条例を制定。さらに、2023年には「迷惑路上飲酒ゼロ宣言」を発出し、最も深刻化している渋谷駅周辺でのパトロール、地元商店街、ボランティア、飲料メーカーなどとの協力に取り組んでいた。しかしながら、若者やインバウンドの急増による外国人をはじめとした路上での飲酒が依然として相次いでいることから、通年で禁止するための改正案が区議会に提出されていた。

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