鎌倉の歴史的建造物「旧加賀谷邸」、長野県の犀北館グループが再生、観光資源として活用・保存へ

長野ホテル犀北館(さいほくかん)を中核とする犀北館グループは2024年6月14日、鎌倉市の景観重要建築物指定の「旧加賀谷邸」を引き継ぎ、観光資源として活用・保存していくため、建物の再生工事を完了したと発表した。

旧加賀谷邸は、大正時代に建てられた和風建築物の一間に洋館部を備えたレトロモダンなデザインが印象的な住宅建築物。背の高い洋館と趣のある和風の主屋が、和風庭園の緑と調和し、周辺のランドマークとして親しまれてきた。

犀北館グループはすでに先行して旧加賀谷邸の別邸として、同じ鎌倉市の御成町に位置するホテル・レストラン「鎌倉青山」を2022年4月に開業。再生した旧加賀谷邸の施設内には、蕎麦とコーヒーを提供する「鎌倉 北橋」が2024年6月19日にオープンする。

犀北館グループは1890年の創業以来、長野の迎賓館として地域の活性化に携わっており、今後も、日本各地の地域資源、歴史的価値がある施設の再生・企画・運営に取り組んでいきたいとしている。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…