転職サイトを運営する「学情」は、20代社会人の「勤務形態」に関する調査を実施した。コロナ禍後、完全にテレワークへ舵を切った企業もある一方、出社頻度を増やす動きも広がっていることから調査をおこなったもの。
その結果によると、現在の勤務形態について、「出社」が前年同時期の調査から13.5ポイント増加して83.5%で最多となった。次いで「テレワークと出社の組み合わせ」が14.3%、「テレワーク」が2.2%と続いた。
一方、希望する勤務形態は、「テレワークと出社の組み合わせ」が61.2%で最多。次いで、「出社」が25.9%、「テレワーク」が12.8%。希望する勤務形態は、前年同時期の調査か「出社」は11.4ポイント増、「テレワーク」は4.9ポイント減となった。
調査では、「仕事内容に応じて、勤務形態を選択したい」「テレワークだけだと、先輩や上司に質問をするタイミングがわかりづらい」「天候が悪いときや体調が優れないときにテレワークを活用し、自宅で無理のない範囲で働きたい」などの声が寄せられた。