MMD研究所は、18歳~69歳の男女2万5000人を対象に2024年7月の「決済・金融サービスの利用動向調査」を実施した。カード式非接触決済については、「WAONカード」を抑え、「Visaのタッチ決済」が1位となった。
調査によると、普段利用している支払い方法の割合は「現金」が76.3%でトップ。以下、「クレジットカード」(54.2%)、「QRコード決済」(47.6%)の順となった。また、クレジットカードの利用者は80.2%。利用しているクレジットカードのトップは「楽天カード」(54.0%)となった。2位「イオンカード」(20.9%)、3位「PayPayカード」(20.7%)が続いた。
QRコード決済では、1位が「PayPay」で66.3%。以下、「楽天ペイ」(35.3%)、「d払い」(27.5%)の順となった。
カード式非接触決済の利用者は60.7%。最も利用が多かったカード式非接触決済は「Visaタッチ決済」(35.7%)。以下、前回2024年1月調査でトップだった「WAONカード」(30.8%)、「Suica」(26.4%)が続いた。また、スマホ式非接触決済は39.6%が利用しており、トップは「モバイルSuica」(33.0%)。以下、「Visaタッチ決済」(21.4%)、「楽天Edy」(17.3%)の順となった。
なお、今回はVポイントとTポイントが統合してから初の決済・金融サービスの利用シェアの結果となる。