豪ブリスベン、大型リゾート開発が進む、第1弾の5つ星ホテルが開業、2032年五輪に向けて

オーストラリア クイーンズランド州の州都ブリスベンに2024年8月29日、5つ星ホテル「ザ・スター・グランド」とイベントセンターが開業する。36億豪ドル(日本円で3430億円)をかけた国内最大級のリゾート開発「クイーンズ・ワーフ・ブリスベン」の第1弾となるもの。

「クイーンズ・ワーフ・ブリスベン」は香港のパートナー各社が率いるザ・スター・エンターテインメント・グループ、チョウ・タイ・フック・エンタープライズ、ファーイースト・コンソーシアムによる合弁企業のデスティネーション・ブリスベン・コンソーシアムが手がけ、これまで遊休地だったブリスベンの川沿いを再開発するもの。

「ザ・スター・グランド」は12ヘクタールの開発エリアの中心に位置し、340室の客室、ダイニング、ライブエンターテインメント会場などを備え、日本食レストランなど多数のレストランも出店。また、1440席を備えたブリスベン最大のボールルームを持つイベントセンターも営業を開始する。

「クイーンズ・ワーフ・ブリスベン」には「ザ・スター・グランド」のほか、4.5つ星の「ドーセット・ホテル」と超高級ホテル「ローズウッドホテル」「トレジャー・ブリスベン」が開業する予定。これら4つのホテルによる客室合計は約1000室となる。

クイーンズランド州政府観光局は、「2032年開催のブリスベンオリンピック・パラリンピックに向けて、ブリスベンの街なかは着々と準備を進めている。今後開業するコンテンツについても順次発表していく」などとコメントしている。

※豪ドル円換算は1豪ドル95円でトラベルボイス編集部が算出

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