米国、パスポート更新のオンライン申請が可能に 9月18日から

米国市民は2024年9月18日からパスポートの更新をオンラインで申請できるようになる。2カ月間実施されてきたプログラムのベータ版が全国的に導入される。米政府高官が17日明らかにした。

米国務省によると、パスポートの更新手続きやビザの発給など、同省業務の需要拡大に対応するために人員を増やし、専門家を雇用し、ウェブサイトを改善した。ベータ版には約20万人が参加。国務省は近い将来、更新の50%近くがオンラインで申請されるようになると推定している。

パスポート更新の専用アプリを利用するには、米国内に居住していることなど一定の条件を満たす必要がある。有効期限が切れてから5年以上経過したパスポートはオンラインでは更新できない。処理時間については、必ずしも迅速化されるとは限らないという。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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