じげん社の完全子会社であるアップルワールドは2024年10月1日付で、じげん社子会社であるティ・エス・ディ(TSD)を吸収合併した。
アップルワールドとTSDは、旅行会社向けのホテル予約手配でサービス領域が重なる部分があるが、統合後も両社の全サービスを継続する。両社の強みであるオペレーションを最大化し、両社の複数のサービスを組み合わせ、スムーズな旅行流通の提供を目指すという。
具体的には、AI見積エンジンを搭載するアップルワールドの「APPLE WORLD」と、使い勝手がシンプルなTSDの「Rikisha」について、旅行会社は1つのアカウントでシームレスに、サービスの使い分けが可能になる。
さらに旅行商材の追加や海外展開に向けたM&Aなども、積極的に検討する。事業ポートフォリオを拡充し、組み合わせるサービスの選択肢を増やしていく考えだ。